大阪歴史博物館で開催中の「あやしい絵展」を見に行ってきました。
展覧会場は、4連休中の土曜日とあって、少し混雑しており入場制限をしていました。
が、それほどの待ち時間なく会場階へ。
入口前で、音声ガイド(600円)をレンタルし、中へ。
入ってすぐに、薄暗い空間のなかで赤い着物を身につけた等身大の女性の生人形(いきにんぎょう)白瀧姫が出迎えてくれます。
展覧会は、日本画、浮世絵、西洋絵画の怪しい、妖しい、奇しいが盛りだくさん。(約150件の作品)
なぜでしょう、人はあやしいものに惹かれてしまいます。
昭和の時代、「妖怪人間ベム」や「ムーミン」の不思議な魅力に引き込まれ夢中になって見ていた方もいらっしゃるのでは?
音声ガイドで解説を聞き、じっと絵と向き合っていると、
絵の中の人物が持つストーリーに想いを巡らしてしまいます。
グロテスク、エロティック、退廃的、神秘的、ミステリアス、そんな絵画を観賞し、
薄暗い展覧会を出ると窓の外には、大阪の夏の景色が眩しく広がっていました。
土曜日は混雑していましたが、平日や金曜日の夜間開館時間(17:00~20:00)は、ゆっくりと鑑賞することができるようです。
暑い夏、涼しく楽しめる「あやしい絵展」。
足を運ばれたらいかがでしょうか。
展覧会日程など詳細は、「あやしい絵展」ホームページをご覧ください。
※こちらのイベントは終了しています。